薬剤師の良い転職に必要なことは何か?【ブラック薬局】
やくたろは昔、病院で働いていました。
病棟や委員会での活動が楽しく、救急外来やオペ室などに出入りするのも
テレビドラマのワンシーンのようでとてもイキイキと働いていました。
緊急入院した人の持参薬確認を急かされてやるのは嫌でしたが、
それ以外は日々楽しく仕事をしていて、仕事をしている時間がどんなに長くても苦ではありませんでした。
とても充実した仕事のようでしたが、一つ悩みなのは・・「給与が低い!」
家庭を持っていた薬太郎はこのままでは「まずい」と思い、転職を決意しました。
転職会社を適当に選んで、言われた通りに面接にいって、「どうせ受かるでしょ?」くらいに甘くみていました。
病院薬剤師から薬局薬剤師になるだけで給与水準は変わるので「絶対面接受かるし、給与も上がる」と思っていました。
しかし、転職会社から面接について「受かった」と言う返事はなく、その後数件面接に行くも納得できるところがなく・・・。
その後、徹底的に転職会社との向き合い方を研究して、その後転職会社をうまく利用して転職することができました。
このサイトでは病院から調剤薬局への転職を軸に、調剤薬局転職と仕事で必要な知識について紹介していきます。
薬子
調剤薬局への転職をリアルな視点で解説します!
薬剤師は転職の仕方によって大きく年収が変わる
薬剤師は転職して年収が上がっていく仕事だと思います。
もちろん新卒からずっと同じところで上がっていく人もいるでしょうが、
自分の熟練度や企業の人材需要によって転職で得るものは大きいです。
転職しようと考えているもしくは転職したいけど退職できないでいる薬剤師のあなた!
薬剤師が転職後どのように変わるのか、転職がどう有利に働くのか。
また失敗しない転職の手順をお伝えします。
ブラック薬局から抜け出す方法や円満退職についてもお話します。
薬剤師転職にはどういった方法があるのか
薬剤師が転職するには以下の三つが多いと思います
- 知り合いに紹介してもらう
- 自分で直接応募
- 転職会社に登録する
知り合いに紹介してもらう
あなたの知っている人や友達に紹介してもらうと言う手があります。
薬学部に入っていたあなたの周りにも薬剤師は多く、各々の職場で働いているので知人からの紹介は結構多いです。
しかし、これはメリットデメリットがあります。
知り合いから紹介のメリット
知り合いに紹介してもらうメリットはあなたの知人が実際に働いているので、そこの生の情報が知れることで、かなり詳しい職場環境を知ることができます。
また、知人からの紹介の場合はあなたがある程度「できる人」だから紹介されるわけであって、
まず面接に落ちることはないかと思いますし、向こうの会社もある程度信頼して給与設定して来れます。
知り合いから紹介してもらうデメリット
知り合いから紹介してもらうデメリットは
あまり近い友人の場合は関係性にヒビが入る可能性を考えなければなりません。
例えば仕事で同じ店舗になったとしたら、ちょっとすれ違いや仕事のささいな事から関係性が壊れることもあるかもしれません。
いつも友人ではない人と仕事をしているからある程度「大人に」物事を言えるのであって、
友人だったり近しい人の場合は「素の」自分をさらけ出してしまいます。
現実的なのはかなり仲良しな友人から紹介してもらうのではなく、
ちょっと隣のグループだった人とか遠い知り合いから紹介してもらった方がうまくいくケースが多いと思います。
くすこ
知り合いと気まずい関係になった時が最大のデメリットです
自分で直接応募
これは一般的ですが、あなたがその薬局に直接応募する形です。
薬局のWebページや求人広告などで応募要項を探して、直接応募する
もしくは合同説明会へいってブースで直接応募するパターンがあるかと思います。
直接応募のメリット
メリットはあなたがしっかりと調べていいなと思ったところに応募できるのと、
他の友達と重ならないような会社を選ぶことができるというところです。
直接応募のデメリット
デメリットは会社から見ればあなたに対する情報は全くない状態から面接を行うので、面接時の印象で全てを決めます。
面接時の印象で見切れない点があったり情報を引き出せずにあなたの魅力が伝えきれない時があります。
転職会社に登録する
転職会社に登録して、転職エージェントと相談しながらいい求人案件を教えてもらい、転職する方法です。
事前に転職エージェントが先方の薬局から求人したい内容を確認し、
あなたがそれに適しているかどうかを転職エージェントが判断し、興味あれば薬局へ紹介する流れです。
転職会社のメリット
転職会社のメリットは転職会社が先方の薬局とあなたの間に入ってあなたの魅力を伝えてくれます。
また、契約の内容の調整や聞きづらいことに関しても転職会社が間に入って調整してくれます。
年収の交渉も行い、あなたの魅力を伝えるので会社規定の年収より高い年収を提示することができます。
転職会社のデメリット
デメリットは転職会社の転職エージェントとあなたの合う合わないなどの相性があり、
合わない場合にはうまく希望条件を伝えられなかったり、
転職エージェントが勧めてくるものにあなたが魅力的だと思うものがなかったりしてうまく転職できない場合があります。
転職会社はこうやって使え!
転職会社の使い方をしっかりと考えておかないと、意図しない方向に転職するケースがあります。
なので転職会社の使い方についてはしっかりと研究してから行うと良いでしょう。
転職会社を使って失敗するケースから考察して、正しい転職会社の使い方を解説します。
転職の前に退職願という壁が立ちはだかる
退職願を出して退職をするってかなり勇気がいることだと思います。
今までいろんな人にお世話になってはいるけど、どうしても○○が嫌で仕事が辛いんです。
退職したいけど・・それを言い出せない日々が続く。
日々忙しすぎて上司に相談する時間なんて持てない・・・
そんな退職できない状況におちいった時に読んでください
えんじょいD I室
DIに関することを載せていきます。
適度に思いついたものを記事にしています。
転職市場での20代での戦い方
20代の薬剤師は、まだまだ仕事を覚える過程です。
この時は給与よりも、いかに勉強できるかやスキルアップできる環境なのかに重点をおいてください。
スキルアップできないし、勉強にもならなくて給与もそれほど良くないという会社は結構あります。
なので、もし自分の未来がうまく描けないような会社に入ってしまったらどんなに辞めづらくても辞める。
そして理想の職場を探すべきです。
ドラックストア系列での転職を行うと高年収が提示される可能性が高いです。
30代で経験がある程度あれば一番転職市場で有利になる!
30代はある程度仕事の内容を覚えていたり、管理職も多少経験している人が増えてくると思います。
30代の転職は需要が高く、ある程度何でもこなせる人はいい転職先に恵まれることが多いと思います。
転職会社に登録するとわかりますが、かなり電話かかってくるし年収交渉にも出やすいです。
30代のネックなのは家庭を持って小さいお子さんの子育てをしている状況で仕事に本腰になれないところだと思います。
どうしても子供のことや家庭のことを考えながら仕事やシフトのお願いをしなければならない。
「家庭の時間を取ったり休みをこれくらい取りたい」という希望も転職会社を通して行うと結構希望が通ることが多いので間に入ってもらうというのは重要です。
意外とどこの会社の上層部も「育休など女性が働きやすい職場作り」って言っておきながら本音では土日返上で働く人を求めていたりしますよ?
40代の薬剤師転職は経験を活かす
40代になると体力面に陰りが出てきます。20代や30代のような体力もないので転職してから慣れるまで体力が辛いと感じる可能性は高いです。
今まで培った経験などを活かしつつ、今の体力で戦える職場さがしになります。
結構転職エージェントに探してもらうと働けそうな職場を掘り出してくれます。
大手とかは若い人が多いし、大規模病院の門前などは体力的に厳しいと思います。
しかし、中小規模の薬局や面で受けているところ、在宅専門でやっているところなどは結構40代の需要は高いです。
50代の薬剤師転職は働く時間帯をメリットとして売り込む
50代での薬剤師は子育ても終わりか終わりかけになり、一人の時間が増えると思います。
介護があったとしても、介護の場合は平日主に対応が必要になりますが、基本的にはある程度融通が効きます。
子育て世代の薬剤師が働けないような「土日」「夕方〜20時くらい」のシフトに対応できるのが50代薬剤師の魅力です。
この辺の時間帯に働けるということで応募してみるとかなりいい条件が見つかると思います。
転職会社はかなりの多くの求人案件を持っており、そのほとんどがネット上に出てきていない非公開求人となります。
転職会社を使ってみた口コミ体験談
転職会社を使ってみた体験談です。
実際に使ったところ何がメリットで何がデメリットなのかがわかると思います。