薬剤師は不況に強い職種と言われる
こんにちは、タカシです。
薬剤師になった最大の要因はこれが大きかったかもしれません。
私が育ったときはバブル崩壊を受けて、小学校からのお友達のお父さんがN産自動車に勤めていたのにクビになってしまい、それから家で別の仕事を始めていたのを目にしていたのは大きかったと思います。
あの時に勉強さえして、大学に行きさえすれば将来安定であるという信念見たいなものがバブル崩壊によって見事に崩れていきました。
大学卒業しても就職できない、そんな言葉を耳にして、勉強する意義を見失ったものです。
自分が高校の時に、やはり手に職をつけないとなと考えて、医療系を考えるようになりました。
なってみてから感じることは、好景気の時は隣の芝が青いというか、一般職の人が給与高くなったり、羨ましいと思うことも多いです。
ただ、不況の時はやはり強いです。
特にコロナみたいなパンデミックが起こった時でも仕事があるというか逆にコロナワクチン混注バイトみたいなものもありまして、給与以外にアルバイトして稼いだものもありました。
管理薬剤師をしていると通常副業は禁止となるのですが、こういう非常事態の時は大丈夫なようでして、普通に働いていました。
パンデミックで職を失った人、給与が減った人、色々いるかと思うのですが、私の場合は逆に増えたり自由が増えた印象がありました。
基本的に外出禁止だったり色々なものが禁止される風潮だったと思いますが、医療者は守られているというか守らざるを得ないというか。
ワクチンなんかも、もし新しい感染症が出た時には優先的に接種できると思います。
そういうリスクヘッジにはかなり向いています。
不況であってもそれほど保険点数は変わりないのと、給与は横ばいとなるために不況の時はものの値段が安くなることが多いので実質使えるお金が増えるように思います。
不況であっても住宅ローンとか組めるし、不動産を取得するにはもってこいなのかもしれません。
みんながお金ある時にお金あるっていうより、みんながお金ない時にお金がある人の方が相対的に有利です。
反対に好景気の時は他の人の方が給与が高い場合もあるので物価も上がって苦しい場合もあります。
一応それなりの給与となるので、生きてはいけますが、やはり隣の芝を見てしまうかも・・・
とにかくリスクヘッジするための職業と言っていいと思います。