えんじょい薬剤師!

薬剤師として、ポジティブに生きるためのブログです!

薬剤師は調子悪い時にお薬を選ぶことができる

薬剤師は調子悪い時にお薬を選ぶことができる


薬局や病院に勤めていると、たくさんあるんですよ、廃棄する薬が。

患者さんの家にあったいらなくなったお薬を回収したものや、薬局の在庫となっていた医薬品が期限が切れたりして廃棄する薬が山ほどあります。

こういう薬に関しては廃棄するし、使用してはいけないものなので、オフレコですが私用でもらえることがあります。

よくコンビニバイトで期限切れの弁当をもらう感じですね!
期限切れの医薬品をよくもらえることがあります。

もちろん要処方薬に関してはもらうことは法に触れてしまうのですが、要処方薬以外であれば問題なく持っていって良いです。

よくあるのが、痛み止めとか湿布とか。
どの痛み止めもどの湿布も同じように効くわけなんですが、病院によってはメジャーでないものを使用することもあり、そういう薬が期限切れになって廃棄されることになります。

正直ロキソニンとセレコックスの2択だけでもいいのではないかとも思うのですが、場合によっては使い分けられた方がいいんでしょうね。(薬理習っているなら使い分け必要に決まっていますが)

だから多少のことなら整形外科には行かずにこういう痛み止めもらったり、風邪の時は風邪薬もらったりして凌ぐことができます。

また、薬局によりけりですが、社員に対して「零売」してくれる会社もあります。
薬価で販売してくれるのですが、普通に薬局間小分けみたいな値段で要処方箋薬ではないものを販売してくれます。

こういう場合は体調が悪い時は薬剤師なのもあって、どれにしようかなぁと考えて薬を選んでいる時があります。

自分の風邪は喉からきているからこれとこれと・・といった感じです。

事務さんは医療知識がないので薬剤師にどれにしようか聞いてくることが多いです。

それだけ頼られる存在なんでしょうか。
薬剤師だとあれこれ深く薬効がどうのこうの考えながら決めることができるのでより正確なのでしょう。

聞かれて色々薬理的なことを熱弁してアドバイスしますが、薬価とお財布と相談して決められる事務さんが多いような。


あんまり薬価が高い薬だと診察受けた方が安くなりますから見極めが必要ですが、
安い薬で効果あるのはどれかと尋ねられたらそれに対しても解答することができます。

同じ胃薬でも1日数百円するのから十円程度のものもあります。
治すのはどちらも治せたとしたら十円程度のものでいいですよね。
保険なしで1ヶ月で3000円ー6000円、
保険使えばこれの3割の1000−2000円とかが変わってきてしまいます。

安いか高いかそういう選択もできます。