薬剤師同士で結婚するのが有利であるかどうか。
こんにちは、タカシです!
今日は薬剤師同士で結婚することについてメリットとデメリットを話したいと思います。
薬剤師同士で結婚するデメリット
同じ職種なので同じように薬のことを勉強しています。
ですが、薬の勉強には今までの職場環境や過程によって隔たりがありまして、これに関してはこう思うけど、この薬はダメだとか細かい意見が食い違うことがあります。
意見の食い違いについてはそれぞれ尊重できればいいのですが、なんせ夫婦なのでお互い言いたいことを言い合ってしまい、無駄な喧嘩が勃発します。
専門性があるからこその喧嘩といえます。
もし結婚した相手が他の業種の人や医療事務さんであったとしたら結構考えとかそもそも異なるのでそれはそれで相手を認めていることでしょう。
でも薬剤師という専門職である限り国家試験勉強レベルのことは全て一通り勉強しているわけです。
そして日進月歩で医療が進化してそれは現場で勉強することになります。
その過程でかなり考えが変わることでしょう。
例えばポリファーマシーの考えか方一つでも、
ただお薬の数を減らして保険点数を稼げれば、その件数を稼げればいいという考え方もあるかと思います。
ただ、一方で、お薬を減らすにあたってそのお薬が本当にいらないのかどうなのか、既往歴や今の病状を鑑みて慎重にやらなければいけないという考えもあるかと思います。
前者は会社から言われた通りに行っている例であり、後者は臨床を勉強する過程でポリファーマシーの考え方を勉強した例であります。
ポリファーマシー対策であっても深く考えるべきなのか、国に言われた通りに行うべきなのか。
そこで夫婦喧嘩する必要ないところで夫婦喧嘩します。
どちらも現場で正しいと思われていることです。
薬剤師同士で結婚するメリット
メリットは今度は逆にお互い勉強しあえるということでしょう。
薬剤師の職場は多岐に渡っております。
それぞれの職場ではそれぞれの強みがあって、精通しているものが異なります。
ここで夫婦で薬剤師であるとそれぞれで習ったこと、学んだことを話して相乗効果を発揮することができます。
例えば製薬会社のMRで勤めていた旦那さんが、調剤薬局に転職した際、奥様から調剤のやり方を聞いていきなり出世していく例があります。
逆に、調剤薬局でずーっと働いている奥様が旦那さんにドクターへの対応とか営業の仕方を尋ねることもできます。社会マナーとかそういうことについては製薬会社のMRで働いていた方の方が格段に詳しいです。
調剤薬局同士や病院同士でもやはりそれぞれメイン疾患が異なったりするので、それぞれ詳しい方に尋ねたりすることができます。
在宅専門の旦那さんに在宅のことを尋ねたり、がん専門領域の詳しい奥様に癌関連のことを尋ねたり。
あとは、コロナなどの感染症に関しての情報も共有することで相乗効果が得られます。
ここの地域はこういった具合にコロナが流行ってきたとか。お薬でこれが足りなくなってきているなどの流通情報なども逐一わかるので1人で活躍しているよりも多くのことがわかります。
もちろん社内ネットワークを活用することも必要ですしみなさんやっていると思いますが、これはその会社の色が絶対に出ます。
会社ごとに領域に強みや弱みがあります。