えんじょい薬剤師!

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薬剤師の基本的な退職の仕方のルール

薬剤師の基本的な退職の仕方のルール

薬剤師はすぐに代えが効くと言っても引き継ぎ期間や次の人を採用する時間も必要なので、基本的には3ヶ月以上前に退職の意向を伝えるのがルールです。

これは労働基本法にはないですが、常識的なことを考えて、3ヶ月前には退職を言い出さないと今の会社でも転職先でも問題となる可能性があります。

例えば12月31日に退職するとしたら逆算して、9月中に退職の意向を伝えなければいけません。

この退職の意向というのは直属の上司に口頭で行います。
この時にいきなり退職願を突きつけるのは常識はずれになります。

口頭で「退職したいと思っております。」と告げます。
もしくは「この会社を辞めたいと思います」と伝えてください。

向こうから「いつ辞めようと思っているのですか?」と聞かれると思いますので、
その時に「12月末を考えています」
と伝えたらいいと思います。

退職の意向を伝えたら上司からいつ辞めるかとかまだいてほしいとか条件を変えるとかいろんな相談が来ると思います。

その相談にも応じてください。

条件を変えて留まれる内容なのかどうか判断してみてください。
しかし、条件を変えたところで多分退職したい意思は変わらないと思いますので条件を提示されて鵜呑みにしても余計きまづくなって辞めにくくなるというのもあるようです。

今依頼されている仕事があって、その仕事を辞めることで迷惑がかかるとかいう話であるならばその迷惑がかからないところまでやるのがいいとは思います。

ただ、それに漬け込んで長くいさせようとする会社もあるので注意してください。

人によりますが、思ったより引き継ぎや採用に時間がかかるので3ヶ月より多く残ってほしいと言われることが多いと思います。

退職の種類ですが、
退職した後については大きく二つあると思います。

1退職した後にすぐに次の職場に入社する。
2退職した後はしばらく仕事しないで自由な時間(活動)を行う。

この1の退職した後にすぐ次の職場が見つかっている状態というのが一番スムーズに退職できます。
なぜなら次の職場があるから退職日をずらすことができないからです。

この次の職場が決まっていようとも引き止めをお願いしてくる会社もありますが、とにかく次の職場が決まっているのは退職の意志が強いということになります。
退職を引き止める側からしたら取り付く島もないという状態です。

2の退職した後が決まっていない人は危険です。
正直なんとでも言って引き止めることができるからです。
そもそもやることがないのであれば退職日を後ろにずらすのは自由ですからね。
あれこれ言われて退職日はかなりずれ込む可能性があります。

もちろんあなたがその職場にいらない存在であれば希望通りの退職日になることでしょう。
実はあなたが辞めてくれてみんな清清した、なんて場合は希望通りの退職日で有給も全て消化してスムーズにことが運ぶでしょう。

なので退職した後が決まっていない人は退職日をずらされる可能性があります。

基本的に薬剤師はどこの職場でも足りないかもしくは最低限の人数で稼働させているところが多く、そのために1人やめると次の人を採用するまでの計画を練らなければなりません。
採用は結構労力やお金が必要でして、その時間を捻出するのもその後教育するのも時間を要します。

上司や上の人たち、社長はまずどれくらいその時間がかかるのかを見積もるため、それを逆算して退職する人には現場が問題ないように、穴が開かないように工夫する必要があります。

とにかく次の仕事が決まっていない人はずらされることが多いのでそれを念頭に退職を言い出してください。