えんじょい薬剤師!

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粉の撒き方について

こんにちは、タカシです。

今日分包機を使った粉の撒き方について話したいと思います。

vマス分包機 薬剤師

www.nyk.gr.jp



やり方とかはその分包機に合わせて行ってもらえればいいかなと思うんですけれども、基本的にはお薬を専用の計量計りとった後にそれをVマスの分包機だったら入れた後に平らにならして、円盤付きにしたらそのまま入れてボタンを押せばすぐにできるような状態になってるかと思います。


粉のお薬は病院ではだいたい薬品ごとに分包して、薬品名まで入れていくことが多いです。


これが調剤薬局の場合ですと、全てまとめて同時に全て薬品を混ぜて薬品名は記載せずに分包機を回していきます。

病院ですと、患者名とかも入ってたりするんですけども、調剤薬局の場合は患者名とかは入れないで、ただの空白のままだったりそういう感じです。
用法と患者名だけというようなところが多いかと思います。


なので、職場によってやり方とかは色々と違うかと思いますので、そこのやり方に沿ってやっていただけたといいかなと思います。

粉を作っていて大人の場合の調剤の方は普通にそんなに難しくはないかと思うんですけども、問題になるのは小児かと思います。

小児に関しては、体重計算をしてその用量がその体重に合ってるかどうかそういったものを考えていかなければいけません。
アセトアミノフェンカロナールなんかは小児の代謝容量が多いため、多少オーバーしても問題ないです。
他のお薬に関してはよく見て1日量を超えていたら問い合わせています。
たまにお医者さんの計算間違えが発生しているのでその辺は間違えなのかどうなのかを確認しています。

基本的には10kg何gなのかをざっくりと覚えて、1歳から+2kgずつ増えていくというのを頭に入れておいて、見た瞬間にオーバーしそうかどうかの見当がつけられたらいいと思います。
1歳10kg
2歳12kg
3歳14kg
4歳16kg
5歳18kg
6歳20kg

と大体で覚えておきます。

実際には子供によって違うので確認する必要はあります。